Task-Based Language Teaching
日本人のための英語指導法(修了証書授与)プログラムの中核となるコースです。近年、タスクベースの指導法および学習法には大きな関心が寄せられています。授業では、コースのデザインやタスクを作成し配列する上で、 理論的かつ実践的な指導を行います。タスクベースの指導法における枠組みの中で、文法と語彙に焦点を当てていきます。このコースは、現職の教師およびこれから教師を目指す方を対象としています。
1. タスクベースの学習と言語指導の基本原則を理解し、指導方法に応用する。
2. メッセージ性や流暢さ、言語、形式の3つに焦点をあてた教材例をリサーチし、議論する。
3. あらゆる学習者レベルに適した、日本や世界の教師のタスクやレッスンプランの例を議論する。
4. タスクベースの要素を取り入れた教材の適用方法を学び、典型的な問題の克服方法について実践的なアドバイスを得る。
5. 英語コースのシラバスを作成する。
2. メッセージ性や流暢さ、言語、形式の3つに焦点をあてた教材例をリサーチし、議論する。
3. あらゆる学習者レベルに適した、日本や世界の教師のタスクやレッスンプランの例を議論する。
4. タスクベースの要素を取り入れた教材の適用方法を学び、典型的な問題の克服方法について実践的なアドバイスを得る。
5. 英語コースのシラバスを作成する。
タスクベースの指導法を取り入れたいと考える教師。自信を持って授業にタスクを導入したい新任教師。タスクの作成や配列について知識の幅を広げたいと考える経験豊富な教師。
(必修コースのいずれかを選択コースで代替申請する場合は、プログラムディレクターの承認が必要です。)
Doing Task-based Teaching (David Willis and Jane Willis), 2007, Oxford University Press
Alexandra Shaitan
テンプル大学ジャパンキャンパスでTESOL修士号を取得し、ロンドン大学バークベック・カレッジで応用言語学とコミュニケーションの分野における博士号(ABD)を取得した。過去20年間、イギリスと日本に在住し、幼稚園、高校、大学などさまざまな教育機関でESL学習者を対象に数多くのアカデミックコースを担当。現在の研究テーマは、バイリンガリズム、言語とアイデンティティ、学習者の自律性、タスクベースの言語教育など。最近では、イギリスのウェスト・ロンドン大学にて、招待講演者として「言語とアイデンティティ」に関するワークショップを行った。自分の指導経験を他の人々に伝えることこそ天職だと感じ、言語指導に情熱を注いでいる。