Speed and Accuracy in Translation: Mastering Sight Translation Techniques for the Digital Age

¥17,999.00
コースコード: SAT101-WS

デジタルツールやAI翻訳アプリを使うことで、文章を瞬時に別の言語に変換できる今の時代、人間である翻訳者の役割も進化しています。こうしたツールが生み出す翻訳は高速で、簡単な文章ならほぼ正確ではあるものの、翻訳者ならではのニュアンスや文化的感性には欠けています。では、このデジタル時代に人間の翻訳者が効率的に活動し、必要とされるにはどうすればよいでしょうか。


この特別なワークショップは、新進の翻訳者や翻訳スキルを磨きたい方を対象に、文章を即座に読み、解釈し、翻訳するというスキルを組み合わせたサイトトランスレーションのテクニックを習得することに重点を置きます。これは翻訳の重要な要素でもあります。


さらに、チャンクリーディング、文章分析、記憶保持などのテクニックを掘り下げていき、翻訳課題における効率と正確性の向上を目指します。さまざまなジャンルの文章素材を使い、グループで素早く分析し、翻訳する練習をします。


修了生は、英日および日英の翻訳作業を単に速く行うだけではなく、メッセージを正確に、そして効果的に伝える力をつけることができるでしょう。デジタル時代における翻訳者の役割を再定義する新たな学習に取り組んでみませんか。

Maki Hirono
バイリンガルな職場環境で15年間以上、学生サービスに携わってきた経験豊富な大学アドミニストレーター。現在はテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)の学部課程入学審査を担当しており、以前はTUJで外国人学部生に通訳を教えたり、日本の専門学校で成人向けにビジネスレターの書き方を教えていた。マッコーリー大学(オーストラリア)で翻訳・通訳の修士号を、東京女子大学(日本)で英米文学の学士号を取得している。仕事に対して大切にしていることは、自己啓発のために困難に立ち向かい、学び続けること。翻訳講座の講師を通して、翻訳がいかに楽しいものであるかを学生に伝えたいと考えている。