Peacebuilding and Cross-Cultural Communication
日常生活の中で、ちょっとした意見の違いが大きな言い争いに発展してしまった経験はありませんか?または、異文化により生じる意見や理解の違いによって引き起こされる対立に直面し、どう対応すべきか迷ったことはないでしょうか?避けられない対立であっても、それを管理し解決する方法を見出すための平和構築のスキルを身につけることは非常に重要です。このワークショップでは、平和構築の基本原則を理解し、対立をきっかけにお互いを理解した上で協力し合うためのさまざまな調停戦略について学んでいきます。
具体的なメディエーター(調停者)の事例を通じて、異なる文化や政治的な背景における平和構築と紛争解決の現実を知るきっかけになるでしょう。東アジアから南米、ヨーロッパからアフリカまで、各地域で実践されてきた効果的な平和構築の手法を学ぶことで、現在世界で起きている重要な対立を考察し、グローバルな視点で紛争解決と平和構築への理解を深めることができます。講義形式とディスカッションにより構成された授業カリキュラムは、平和構築の枠組みの中で紛争解決を学び、積極的な取り組みを促します。この機会に平和構築のスキルを身につけて、より良いコミュニケーションを図るための基盤を築きましょう。
現在は、平和研究所の研究員として活動を続けており、日本平和構築協会(GPAJ)の理事を務める。インドで開催されたY20やG20サミットでは、平和構築の分野における米国代表団の一員として参加した。また、イギリス、スイス、中国、ケニア、フランスなど各国で、OECD、ACUNS、アムネスティ・インターナショナル、オックスフォード人権コンソーシアム、市民外交アクション基金と連携し、セラピストおよびフィールドリサーチャーとして活動した経験を持つ。