アメリカの公民権運動：初期
コース詳細
1学期の授業カリキュラムを通じて、公民権運動の歴史を学習します。この学期では、公共放送サービス（PBS）が制作したドキュメンタリー番組の受賞作品「Eyes on the Prize」をもとに、1954年から1965年までのアメリカ合衆国におけるアフリカ系アメリカ人の公民権運動を主に取り上げます。授業では、ドキュメンタリー作品の視聴と分析、広範な読書、グループディスカッション、執筆解説、プレゼンテーションなど、4つの言語スキル（聴解、読解、会話、執筆）を活性させる様々なアクティビティが行われます。オンライン授業を支援する学習管理システム（LMS）を通じて、ドキュメンタリーの各エピソードの視聴とストーリー背景の解釈、ディスカッションに関する質疑応答を行い、関連トピックの知識と理解力を高めることができるでしょう。さらに受講生には、LMSを通じてトピックに関するコメントの投稿や意見交換、受講生と講師間の積極的なコミュニケーションが求められます。
講師について
30年以上にわたり、東京に在住。南カリフォルニア大学でジャーナリズムと広報の学士号（B.A.）を取得し、テンプル大学ジャパンキャンパスで教育カリキュラム、指導法、およびCITEの研究における修士号（M.Ed.）を取得。慶應義塾大学、テンプル大学ジャパンキャンパス、明治学院大学、立教大学など、複数の大学で教鞭をとる。教育に対して大きな情熱を抱き、特にアメリカの歴史に深く精通。特に、南北戦争時代や1950年代から1980年代までの公民権運動を専門的に研究している。ブルース・リーが学んだことでも有名な詠春拳のブラックベルト（インストラクター資格）を保有。葉問派詠春拳における直系の弟子を介して、葉問創設者に従事した。その他、熱心なバックパッカーであり、日本の北アルプスと南アルプスのさまざまな地域を探索し、ネパールのヒマラヤ地域でエベレストベースキャンプやアンナプルナベースキャンプなどのトレッキングの経験がある。