日本文化・社会を学ぶ

¥49,999
コースコード: UJS101
曜日: Thurs 時間: 19:10-21:00 時間数: 20 セッション数: 10 言語: English 場所: Hybrid, In-Person (Tokyo), Online 注記: 【ハイブリッド形式のコースでは、ご希望に応じてキャンパスでの対面授業またはオンライン(Zoomを使用)による受講を選択いただけます。】

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コース詳細

あらゆる社会には物語が構築されており、その社会だけではなく他の文化的アイデンティティ も描かれています。しかし、これは自然に生じるものではありません。あえて言うなら、政治的および文化ダイナミクスの影響を受けて、論争の的となる歴史的経過によるものです。西洋社会が考える日本人像、日本人が自分自身を見つめること、危機にさらされている物語や文化的ステレオタイプとそれらが示すことなど、日本人と日本文化に与える様々な問題を考察していきます。国の政策、芸術や政治を通して形成される文化構築にも着目し、議論していきます。さらに、長年をかけて生じた変容や、今日における「日本人らしさ」をイメージさせる言外の意味を紐解きます。今日の日本に影響を及ぼしている広範な問題をじっくり考えることで、受講生は一般的に知られている既成概念にとらわれなくなるでしょう。コース修了生は、十分な情報に基づいた議論を明確に進めることができ、グローバルな舞台で日本社会を広めるための十分な準備を整えることができます。

学習目的

1. 日本らしさの構築過程を批判的に分析できる。
2. 今日の日本社会に影響を与える重要な問題を明確に議論できる。
3. 日本社会を取り巻く根深い固定観念を識別し、解体し、批判的に再考することができる。

受講対象となる方

日本の文化や社会について学習している方、現代日本社会への理解を深めたい方。
英語レベルの目安:上級

教材

No required textbook

講師

Pablo Figueroa

講師について

Pablo Figueroa(博士)はアルゼンチン生まれの文化人類学者。専門は日本研究。日本に15年以上住んでおり、現在は東京の様々な名門大学で教鞭を執っている。彼の研究は、写真のイメージと日本の現代史との交差、文化的変化に対する社会的反応を探るためにカメラがどのように使用されるかに注目している。以前は 早稲田大学の専任助教授として、グローバル 化や社会変化、世界における日本の認識、現代の災害に関する授業を担当。リスクコミュニケーション、市民参加、福島原発事故のリスクガバナンスに関する研究は、いくつかの学術出版物で紹介されている。