Teaching Reading to English Language Learners
このコースでは、英語学習者の指導経験の有無にかかわらず、ESOL（第二言語としての英語）およびEFL（外国語としての英語）学習者の多様なニーズに対応するための効果的なリーディング指導法を学ぶことができます。授業では、英語教育の重要な原則に基づき、さまざまなリーディング課題やアクティビティを通じて実践的な演習を行います。これにより、各受講生が独自の指導哲学を発展させ、指導者として成長することをサポートしていきます。コース修了生は、学習した内容を柔軟に適用するための知識とスキルを身につけ、それぞれの英語指導の現場で活用することができるでしょう。
1. 多様な学習者のニーズを理解し、リーディング指導（多読・精読の両方）に適した教材を選ぶことができる
2. 英語学習者に対して、リーディングと詩を教えるためのレッスンプランを作成することができる
3. 異なる教育環境や文化的背景を考慮し、現代のリーディング教育の指導法がどのように効果的かを分析し、評価することができる
4. クローズドエンドとオープンエンドの両方の課題を作成し、それらをレッスンプランに取り入れて授業を構成することができる
5. リーディング、語彙、詩や短編小説を学習トピックに取り上げて、英語コースや学習トピックに特化したシラバスを作成することができる
英語指導の未経験者や英語教師を目指している方、または現役の英語教師でキャリア形成を目指す方に最適です。さらに、異なる教育的や地理的な背景や状況を考慮しながら、第二言語としての英語指導におけるスキルアップを目指す社会人の方にも適しています。
Teaching Reading to English Language Learners: A Reflective Guide Paperback – Illustrated, August 15, 2008, English Edition by Thomas S. C. Farrell
Alexandra Shaitan
テンプル大学ジャパンキャンパスでTESOL修士号を取得し、ロンドン大学バークベック・カレッジで応用言語学とコミュニケーションの分野における博士号（ABD）を取得した。過去20年間、イギリスと日本に在住し、幼稚園、高校、大学などさまざまな教育機関でESL学習者を対象に数多くのアカデミックコースを担当。現在の研究テーマは、バイリンガリズム、言語とアイデンティティ、学習者の自律性、タスクベースの言語教育など。最近では、イギリスのウェスト・ロンドン大学にて、招待講演者として「言語とアイデンティティ」に関するワークショップを行った。自分の指導経験を他の人々に伝えることこそ天職だと感じ、言語指導に情熱を注いでいる。