判断と意思決定の心理学
コース詳細
VUCA「ブーカ」(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)に満ちた時代においては、正しい決断をすることが重要になっています。しかし、その決断が正しいかどうかはどう判断できるでしょうか。 このコースは、日本を拠点とするプロフェッショナル向けにつくられています。私たちの判断にかかわる基本的な心理学をカバーし、最終的には、日本における意思決定プロセスに影響を与えるグループや組織のダイナミクスを探ります 授業では、直感と意識的選択の違い、感情の役割、社会的圧力、そして判断に至る動機づけ、決定を間違った方向へ誘導する認知バイアスなどのトピックについてディスカッションをします。 本コースは、判断力を向上させ、より良い意思決定を行うためのアプローチを探求します。
教材
No required textbook (Recommended; Straight Choices: The Psychology of Decision Making (2nd edition))
講師について
マルチリンガル(日本語、英語、トルコ語)で、多様な文化のバックグラウンドを持ち、日本を生活と仕事の拠点にしている。リーダーシップ・コーチングやトレーニングの専門家に転身する前は、ファイナンス、ITソフトウェア、法律情報サービス等の分野で22年以上におよびシニアリーダーを務めた。現在、企業やリーダー向けの持続的な成長支援に使命感をもって取り組んでいる。国際コーチ連目(ICF)認定資格プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ(PCC)保有者であり、カリフォルニア・サザン大学で心理学修士課程、国際大学(日本)で経営学修士課程、テンプル大学ジャパンキャンパスでNGOマネジメント修了証書プログラムを修了している。さらに、カリフォルニア・サザン大学で心理学博士課程に在籍中。ポジティブ心理学、マインドフルネスと日常業務への応用、老年心理学、異文化心理学、外国人のインクルージョンと統合、ソーシャルリーダーシップ、即興的な創造に関心を寄せている。