The Art of Kimono: History, Fashion, and Hands-on Practice

¥8,999.00
コースコード: KIM101-WS

伝統と美しさが融合する着物文化を、英語で学んでみませんか?このワークショップでは、日本の伝統的な衣装であり、世界的にも高く評価されている着物の美しさや繊細さについて、歴史的・文化的な側面から学習します。今、若者の間でも再燃している着物文化について、現代ファッションにおける役割も掘り下げます。さらに、浴衣を実際に着用し、帯の結び方を学ぶ貴重な機会も提供します。着る側としての楽しみ方だけでなく、着物に使われる繊細な織物技術を理解し、作り手の意図を知ることもできます。これは、着物の本質を深く理解するうえで非常に重要です。日本の伝統衣装や織物に興味があり、英語で学びながら日本文化を深く理解したい方におすすめの授業内容です。

1. 着物の発展と日本の歴史における位置づけについて、基礎的な理解を得る。

2. カジュアルな浴衣の着付けや帯の結び方について、実技を通じて学ぶ。

3. 着物の製作に用いられる複雑な織物技術を理解し、その価値を深く知る。

4. 現代の東京で着用されるさまざまな種類の着物を認識し、その違いを理解する。

日本の伝統衣装や文化に触れ、それらを学習することに情熱を持っている方、織物やアジア美術などの芸術に興味がある方、日本の歴史や伝統に強い関心がある方。

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Sheila Cliffe
イギリス出身。現在、十文字学園女子大学の名誉教授を務める。1989年にテンプル大学で教育学修士号を取得し、2013年にはリーズ大学で博士号を取得した。博士論文では「着物を通したファッションと伝統の再考」をテーマとした。1992年に鈴乃屋着物学院で着付け講師3級の資格を取得し、以降はThe Social Life of Kimono(ブルームズベリー社、2017年)や、日本で出版された3冊のスタイルブック(2018年、2021年、2024年)など、4冊の著書を執筆している。

イギリス、アメリカ、オーストラリア、韓国、日本で着物文化についての講演を行い、2002年には日本服飾文化協会から着物文化の普及に対して表彰を受けた。2019年から2020年には丹後織物のアンバサダーも務めた。現在も複数の大学で着付けや着物文化を教えており、「徹子の部屋」やNHKの「あさイチ」、NHKワールドの番組などにも出演している。また、Japan Forwardに定期的に着物に関する記事を執筆中。