English through Music (5 weeks)
このコースでは、効果的な言語習得のツールとして音楽を捉えて、様々な歌詞の語彙的、口語的、慣用表現から意味を紐解きます。英語学習者なら誰もが一度は経験する新しい単語や表現を的確に理解できるように、自己学習能力の開発を促す指導を行います。語彙知識を高めて自己学習の方法を確立することに加えて、発音とリスニング強化を目的とする音楽をテーマに英語のリズムとプロソディーに特化した演習を取り入れます。コミュニケーションスキルの向上や、文化および社会に音楽が与える影響を論証できるように、音楽史における著名な人物や出来事についてディスカッションの機会を設けます。修了生は、人生で最も親しみやすい音楽というアクティビティを言語学習ツールとして活用し、より自主的に学習へ取り組むことができるでしょう。
1. 学習者の自律性を高めることで、教室外での学習習慣や日常生活を楽しく、魅力的な方法でコントロールできるようになる。
2. 音楽を効果的な学習ツールとして活用し、英語の流暢さ、正確性、発音、リスニングスキルを向上させる方法を学ぶ。
3. 音楽によってもたらされた歴史上、そして今日の世界における社会文化の変化について、より深い洞察を得る。
2. 音楽を効果的な学習ツールとして活用し、英語の流暢さ、正確性、発音、リスニングスキルを向上させる方法を学ぶ。
3. 音楽によってもたらされた歴史上、そして今日の世界における社会文化の変化について、より深い洞察を得る。
教育、音楽、文化交流に情熱を持ち、英語の4技能を向上させたいと考える方。
英語レベルの目安:中級から上級
英語レベルの目安:中級から上級
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David Phillips
南カリフォルニア大学で修士号(英語教授法)を取得。2016年からテンプル大学ジャパンキャンパスのアカデミック・イングリッシュ・プログラムで、また2023年4月より成蹊大学で教鞭を執る。年間を通じて、日本英語検定協会の試験官を務めている。来日前の5年間、ワシントン大学の学部課程で社会・文化人類学を担当、シアトルパシフィック大学で集中英語コースを担当していた。社会文化的アプローチを取り入れた授業を行い、学生の背景知識を活用することで、全員が積極的に授業に参加し一体感を生み出す教室作りを常に心がけている。社会的応答や自律学習の発達に関する出版プロジェクトにも携わる。マリー州立大学で英語教育学の博士号取得をめざすかたわら、「The Rhythm Circuit」というYouTubeチャンネルを配信し、世界的なリスナー基盤を持つ。