汚職問題の考察

¥17,999
コースコード: COR101-WS
学期: Summer 曜日: Sat 時間: 10:00-16:30 時間数: 6 セッション数: 1 開始日: 2022/8/20 最終日: 2022/8/20 言語: English 場所: Tokyo

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コース詳細

汚職はここ数年来、国際ビジネスにおいて非常に多くの議論、討論の的となっている問題です。日本、アメリカ、EU諸国は開発途上国に対する投資を増やし、開発途上国でビジネスをしていますが、途上国は新たな市場機会であるだけでなく企業が汚職の大きなリスクにさらされる場であるというのが現実です。しかしこれと同時に、汚職防止関連法令が世界中でかつてないほど徹底的かつ厳格に適用されるようになってきています。 このセミナーでは学問的観点から、また現実に起こっていることも踏まえながら、汚職という現象を考察していきます。学術研究、汚職の犠牲者や汚職に関わった政府高官・事業者から直接入手した証言、調査レポート、裁判資料、汚職の減少・撲滅を目的とする法律面の取り組みなど様々な資料に関する分析と議論を行います。 さらに、様々な観点から見た汚職の定義、汚職の原因、国内および国際的な場における汚職の影響、国際的イニシアティブ採択 (国連の腐敗の防止に関する国連条約、 OECDの贈賄防止条約など)や国内法整備 (アメリカの海外腐敗行為防止法(FCPA))、イギリスの贈賄防止法、フランスの汚職防止法 (Sapin II)など政府レベルでの汚職防止への取り組みについても議論していきます。

教材

No required textbook

講師

Johnathan McCaskill

講師について

ノースカロライナ大学チャペルヒル校で学士号(政治学)を取得。同大学のオナーズ・プログラムの一環として、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンスに在籍し、陸上競技部の部員として活躍していた。ウィスコンシン大学でJ.D.を取得、米国弁護士資格を保持している。国際法における10年以上の経験、プロジェクトマネジメントや専門性の高いトレーニングプログラムの開発と実施など、 20年以上の経歴を持つ。数々の犯罪捜査(金融犯罪の訴追、腐敗行為における調査、戦争犯罪、人道に対する罪の訴追など)において、検察官または法律顧問として携わってきた。国連、欧州安全保障協力機構、失踪者調機関など複数の国際組織の一員として、人権法、捜査や公訴における戦略、国際基準やベストプラクティスに関して、これまで有力な政府関係者や法執行機関に助言してきた。趣味は、武術、ランニング、サイクリング、テニス、ベースギターの演奏、料理。