Business Analysis and Valuation Using Financial Statements
このコースでは、企業のビジネス分析や評価のために財務諸表を利用する実践的な方法を学びます。主に、次の4要素で構成される枠組みを学習します。 1) 業界分析を利用して会社の競争戦略を理解する方法 2) 会計に関する役員の意思決定を、より深く理解 するための会計分析 3) 財政状況の確認、進捗具合の監視、潜在的な問題の特定するための財務分析および比率分析 4) 予測分析とバリュエーション 株式投資や信用分析、資本政策、合併および買収の分析といったさまざまな内容をはじめ、コーポレート・ガバナンスやコミュニケーションに関わる見識(インサイト)を得るために、上記の枠組みを利用する方法を学びます。 講義だけでなく、日本の企業がリリースした最新の財務諸表を利用したエクササイズも実施します。クラスへの積極的な参加(特にケーススタディ)が求められます。コース修了後には、財務諸表から必要な情報を抽出し、株式や信用などの分析に活用するためのスキルを習得できます。
1. Gain confidence using and extracting information from financial statements.
2. Understanding some simple tools used for company valuation.
3. Understanding the relationship between industry and company analysis.
2. Understanding some simple tools used for company valuation.
3. Understanding the relationship between industry and company analysis.
Anyone interested in learning how financial statements are used to understand and evaluate companies. Basic (introductory) accounting knowledge is recommended.
None - handouts prepared for each class.
Robert Garone
日本国内の金融サービス業界で25年以上の経験を誇る。Citibankのクレジットアナリストとしてキャリアを開始した後に、UBSやDresdner Kleinwort Bensonにて株式調査を担当。その後、2005年から2007年にかけてFrontpoint Partners (Morgan Stanleyの買収したヘッジファンド)の日本担当者を務める。コルゲート大学で学士号(アジア研究)を、バージニア大学でMBAおよび修士号(アジア研究)を取得。現在はOptimal Fund Managementで株式アナリストとして活動する一方、国内企業向けに金融セミナーを定期的に開催している。そのほか、2013年にはサイマル・インターナショナルにて日英翻訳の指導も担当した。金融業界での経歴に加えて、高校時代にテコンドーと剛柔流空手に出会い、武術に関心を持つ。2014年に武術のトレーニングを再開し、黒帯を持つ有段者となり、沖縄上地流空手の公認指導員となった。空手とは護身術を兼ねた芸術であり、精神と身体を健やかに保つ方法であると考えている。